こんにちは!宮地春奈です。

都会ではなく地方でリトミックとピアノを教えています。

私は名のある音楽大学を出たわけでもなく、留学経験があるわけでもありません。

ちいさな、町の音楽教室の先生をやっています。

レッスンお願いします、といらしてくださる生徒さんがそれなりにいらっしゃって家族みんなでご飯を食べていくことができています。

田舎でも、教室が小さくても、生徒集客の基礎になる一番大切なことは何か。

こんな指導をしよう、私の考えはこうだ、とはっきり言えることが大切です。

選ばれる教室のポイント。

一方、リトミックをしている他の先生がたとのささやかな交流から、けっこう悩みを持っている方も多いのだと気づきました。

たとえば近隣の教室に生徒をとられてしまう、とか、保護者の方にうまくおすすめできない、とか。

リトミック教室としてどう打ち出せば親御さんに選んでもらえるのか。

私が感じるのは、先生の想いがぼやけていると選ぶ方も選べなくなってしまうということです。

つまり、リトミックってどういうものだと思っているのか、リトミックで何がしたいと思っているのか言葉で説明できますか?

リトミックについて、言葉であなたの気持ちを表せるか試してみて下さい。

リトミックって楽しいからレッスンに来てね、くらいしか出てこなければそれはやはり伝わらないと思います。

どのように楽しくて、あなたがどんな想いをもってレッスンしているのか。

ただ楽しんでほしいだけか。

音楽に触れる環境を提供したいのか。

親子で遊べる場にしたいのか。

学習の面を強く押し出したいのか。

あなたの想いがどちらに傾いているのかはっきり言葉で表せるだけで、まったく違った結果になると思います。

たとえば、私の例を書いてみます。

「リトミックは基本的に音楽教育だと捉えている。

また、音楽の範囲を超えて社会性や創造性を学べます。

音楽に関する知識と理解が進むと同時に、集中力と思考力がつきます。

私の理念はリトミックを通じて賢いこどもを育てることです。

このような感じであなたのリトミック、あなたのポリシー、あなたの理念を説明できるか、ということです。

先生の理念がはっきりしていること。

リトミックに対してどのような思いがあるのか、

子供の指導に対してどのような姿勢で臨んでいるのか。

いつも言葉にして説明する必要はないのですが、いつでも言葉にできる中身がご自身にあるかどうかが問題です。

きちんと言葉にできる材料が体の中にあれば、日常の会話の部分部分で保護者の方に伝わっていきます。

なんだか信頼のおけそうな教室だな、と感じ取ってくださることにもつながります。

ぜひあなたも言葉で説明できるかどうか振り返ってみて下さいね!