こんにちは!宮地春奈です。

沖縄でリトミックとピアノを教えています。地方の田舎の小さい教室をやっています。

ピアノ教室をご自分でなさっている方、どちらかの音楽教室でピアノ講師として指導されている方、午前中空いていませんか?

午前中にピアノの生徒さんが集まることはなかなか難しいと思います。

午前中にリトミック教室に切り替えると絶対的にお仕事が増えますよ!

ピアノ教室の午前中がヒマな理由。

簡単にご想像がつくかと思います。

ピアノを習いだす多くの子供たちの年齢は3才~小学生低学年です。

ときどき、2才の子供さんにもピアノを教えてくれる教室も見かけるようになりましたがあまり一般的ではないですよね。

私のところにくるピアノレッスンの問い合わせも3歳以上のお子様についてが99%です。

でも3才以上になると幼稚園や保育園に通っています。

園に通っていない3才未満の子供はピアノを習うにはまだ小さすぎます。

なので午前中にピアノを習うとなると大人の方が対象となるわけですね。

シニア世代を筆頭に、大人のピアノ教室市場もそれなりに活気があるようです。

ですが大人の生徒だけで午前中が満杯になっている!という教室もまた稀なのではないでしょうか。

もちろん沢山広告をだしたり、シニア人口が多く文化活動の盛んな地域だったり、という面があれば可能かもしれませんが、それでも子供のレッスン問い合わせに比べればぐんと数は減ると思います。

私はすごく狭い田舎のへき地で教室を開きました。

一時期、大人のピアノ教室にある程度特化して運営してみたことがあり、その時の生徒さんの数は大人だけで最大30名弱というところでした。

私の教室の規模としてはこの人数はありがたい数字でしたが、恒常的にこの規模で大人向けの教室を続けていくのは、

広告、それぞれの継続率、メンタル的な疲労など複要因により断念しました。

大人のピアノレッスンはグループレッスンも個人レッスンも両方行っていましたが、率直に言うとけっこう気を遣うのですね。

私の場合は、30名の子供に指導するのと30名の大人に指導することを比較すると、30名の子供の方が気持ちの上で負荷が軽かったということです。

小さい子供向けのグループレッスンを午前中に開けば時間もメンタルも効率がよい、ということです。

午前中に行く場所を探している子供たちはだいたい3才まで。

といっても、ちいさい子供さんたちは午前中みんな家庭にいるわけではないですね。

保育園や幼稚園に入っているのが普通です。

ですが、全員1才になる前から入園するわけではありません。

とくに、ゼロ才から1才、2才の間は保育園に入れない、または入らないお子さんも多くいます。

そういうお子さんたちは何をしているかというと、お母さんと二人で家庭で過ごしていたり、地域の支援センターや何かのおけいこごとに通っていたりするのです。

でも3才を過ぎると、何らかの園に入園する場合がほとんどです。

つまりゼロから3才までのお子様対象のレッスンを開けば午前中に来ていただけるのです。

ゼロ才、1才、2才、3才児に生徒として集まっていただけるレッスン。

そんな小さい子供たちにいったいどんなレッスンをするのですか、と思いますか?

小さい子共たちに音楽のレッスンをする場合、いろいろなやり方があります。

音楽を使うレッスンは子供たちは大好きです。

音楽のレッスンだよ、というと保護者の方達も好意的に捉えます。

でも音楽のレッスンってたとえば??と思いますよね。

対象年齢が小さい場合、ピアノといった楽器の演奏を教えるのはすこし難しいです。

そのかわりCDをかけたり、楽器をさわってもらったり、みんなで歌を歌ったり、音楽のレッスンとしての方法は無限です。

そんなたくさんある選択肢の中で、私はリトミックが良いと思い自分でも始めました。

リトミックは包括的な音楽教育をしますので、講師側にも知識とテクニックが必要ですがレッスンの中身が濃く保護者の満足度が高いように思います。

リトミックに通ってきていただくメリットとは。

保護者目線、子供目線でのメリット

平日の午前中、子供たちの面倒を過程で見るのはお母さんの場合が多いです。お母さん達はだいたい、

今日は何しよう・・・。

と悩むことがあります。私も小さい子がいますのですごくよくわかります。

行くところといったってショッピングセンターやスーパー、支援センター、公園、公共施設の遊べるところ、が主なところだと思いますが、住んでいる場所によっていくつもない場合だってあります。

そんななか、親子でおでかけできて一緒に楽しめる内容というのはとても助かるのです。

子供も楽しい、親も楽しい、そして家ではできない体験がある。

お友達ができる、社会性も育つ、音楽に触れられる、保護者にも子供にもメリットがたくさんあるのです。

教室側、講師側としてのメリット

教室としては空いている時間を有効に活用できます。

ピアノレッスンがなかなか入らない午前中も、リトミックのレッスンで埋めることができます。

個人のピアノレッスンよりもグループのリトミックレッスンの方がたくさんの生徒さん達との出会いにつながります。

また、小さいうちからリトミックで教室に通っていただくことによりその後のピアノレッスンにもつながります。

私の教室ではピアノの生徒さんはリトミックの生徒さんが優先で、そもそもがキャンセル待ちの状態です。

リトミックがさかんな教室はピアノコースは満席というところもたくさんあると思います。

リトミックが楽しいからこのままピアノもお願いしたい、というのはとても自然な流れなのです。

 

午前の時間はリトミックにとっても適した時間帯である。

3才以下の子供たちというのは午前の方が午後よりもパフォーマンスが良いです。

頭も体もしっかり動き、クリアな状態でレッスンに来てくれます。

同じレッスンをするなら午後よりも午前のほうが楽しむことができるのです。

リトミックは教室全体の質を高める。

個人的な感覚としてリトミックから長年通われている親子は、教室のカラーにもなじんでくださっていますので、生徒さんとしてもとてもありがたい存在です。

ご家族で教育に関する意識が高い場合も多いため、レッスンもすごくやりやすいのです。

生徒さんとのお付き合いの年数もリトミックの年数分長くなりますのでとても良いお付き合いになります。

結果として教室の生徒さん、保護者の層がとても良くなって、教室のクオリティも上がります。

ピアノ教室としても集客効果も抜群です。

全国的に少子化が進み、その一方でピアノの先生やピアノ教室の数はそれなりにあります。

ですので生徒さんが少なくなったとお話の先生もいらっしゃるようです。

ただ潜在的な生徒さんはいるところにはいるのです。

集客にはあなたが先生をしていることを知っている親子を増やすことが最も近道です。

リトミックではピアノレッスン以上にあなたというキャラクターが保護者の方に伝わります。

グループレッスンでたくさんのお子様に集まっていただくと自動的にピアノコースに移籍するお子様も増えます。

苦労することなく、ピアノの生徒増につながり、教室がますます盛り上がっていくというわけですね。

もし午前中に何のレッスンもなさっていないのであれば、ぜひリトミックのクラスを立ち上げてみて下さい。

最初は定期クラスでなくても、月に一度のサークルでも良いと思います。

教室活性化のためにまずはリトミックレッスンをスタートしてみてください!